猫の部屋づくり実例
部屋の一角に作った居場所と、電気暖炉の使い方
結論:一部屋まるごとでなくていい。「寝床・暖かさ・灯り」の3つで部屋になる
猫の部屋というと一部屋を明け渡すイメージがありますが、我が家は壁際の一角だけです。
寝床を置き、床の冷えを断ち、暖かさと灯りを足す。
この4手だけで、猫が自分から入っていく場所になりました。
そしてもう一つ分かったのは、使ってくれるかどうかは猫が決めるということです。
暖かさだけでなく、その場所の空気感のようなものが効いている感覚がありました。
無理に使わせるのではなく、選んでもらう前提で作るとうまくいきます。
役割ごとに、何を置いたか
買い足した順ではなく、役割で並べ直すと分かりやすいと思います。
| 役割 | 置いたもの | 効いたこと |
|---|---|---|
| 寝床 | 木製のペットベッド(3COINSで以前販売されていたもの/妻が白く塗装) + gelato pique のベビモコおふとんセット | おふとんがベッドにぴったり収まり、そのまま猫用の寝床になった |
| 床の冷え | カーペット | 冬に床から冷えないよう、一角にだけ敷いた |
| 暖かさ | ペットこたつ(同じく白く塗装) | 置いた瞬間に一気に「部屋」らしくなった |
| 灯り | IKEA のフロアランプ(オースティード) | 間接照明を足しただけで空気が変わる。 購入時は3,000円以内だった |
| 飾り | salut! のアーチ3段ラック(WEB限定・アイボリー)/IKEA の目覚まし時計(デカード)/3COINS のドアストッパーフラワー | ラックに小物を置くと生活感が出る。 ドアストッパーは1kgあり、扉を開けたまま保てる |
| 主役 | Dimplex の電気暖炉(Dinky Stove) | 疑似炎の光だけで、部屋の温度感が変わって見える |
※ベッドは以前販売されていたもので、現在は同じものが手に入りません。
価格や取扱いも変わるので、置き方の参考として読んでください。
動画で見る
置いていく過程と、完成した一角に2匹が入っていく様子は動画がわかりやすいです。
電気暖炉を、猫のいる部屋で使うときに気をつけたこと
この一角でいちばん雰囲気を変えたのが電気暖炉です。
ただ、火を模した暖房器具を猫のいる場所に置くので、扱いは分けて考えました。
光だけで使えるのが、猫のいる部屋では効いた
我が家のDinky Stoveは、背面にボタンが3つだけあります。
左からメインスイッチ、ヒーターの弱、ヒーターの強です。
- メインスイッチだけを押すと、ヒーターは動かず疑似炎の光だけが点きます。
暖房を入れずに雰囲気だけ使えるので、猫がいる時間帯はこの状態にしています - 実際、暖房を入れていなくても部屋があたたかく見えて、2匹とも近くでくつろいでいました
ヒーターを使うときの注意
- 天板は熱くなりません。
猫が乗っても大丈夫でしたが、それは「乗っても平気」であって「目を離してよい」ではありません - 周囲の距離を確保する。
動画では見た目を優先して横も背面も家具に近づけて置いてしまっていますが、ヒーターを使うときは離してください - 猫だけを残してつけっぱなしにしない。
これが一番大事だと思っています
※安全上の注意は製品ごとに異なります。
必ずお使いの機種の説明書に従ってください。
作ってみて分かったこと
- 灯りを足した時点で「部屋」に見える。
寝床と暖房だけだと道具の集まりですが、間接照明が入ると空間になります - 猫が落ち着く場所は、暖かさだけでは決まらない。
その場所の空気感のようなものが効いていると感じました - 猫に選んでもらう前提で作る。
「ここがいい」と2匹が決めてくれたのが、いちばん嬉しかった部分です - 結局いちばん落ち着いたのは人間だった。
猫の部屋のはずが、家の中で一番居心地のいい場所になりました
これから作る人へ:置く順番の考え方
- ① 寝床:まずここから。
猫が使い始めなければ、他を足しても意味がありません - ② 床の冷え対策:冬はここで居心地が決まります
- ③ 暖かさ:こたつなど。
実際に使った猫用こたつは 3COINS 猫用こたつ&イチゴ爪とぎのレビュー にあります - ④ 灯り:ここで一気に部屋になります
- ⑤ 飾り:最後で問題ありません
爪とぎやベッドの選び方など、部屋づくり全体の考え方は 猫が快適に暮らす部屋づくり 完全ガイド にまとめています。
ミニチュア家具で飾り込んだ別の猫部屋は サリュ petit mondeで作る猫部屋 にあります。
作った日の様子は note に書いています
この記事は「役割と手順、そして電気暖炉の扱い」に絞っています。
塗装している妻の作業風景や、2匹の反応を含めた読み物は note にまとめました。
よくある質問
Q. 猫の部屋は一部屋まるごと用意しないとだめですか?
A. いいえ、我が家もキャットタワー横の一角から始めました。
最初は猫用ベッドを置いただけで、そこにこたつを足したあたりから「部屋みたいだね」と言うようになり、結果として居場所になりました。
寝床・暖かさ・灯りの3つがそろうと、一角でも十分に部屋の顔になります。
Q. 電気暖炉は猫がいる部屋で使っても大丈夫ですか?
A. 我が家で使っているDimplexのDinky Stoveは、天板が熱くならないので猫が乗っても問題ありませんでした。
ただしヒーターを運転しているときは、周囲との距離を確保し、猫から目を離さないでください。
猫だけを部屋に残してヒーターをつけっぱなしにするのは避けています。
Q. 暖房を入れなくても意味はありますか?
A. あります。
Dinky Stoveは背面のメインスイッチだけを押すと、ヒーターは動かず疑似炎の光だけが点きます。
猫のいる部屋では、この「光だけ」で使えることが安心材料になりました。
実際、暖房を入れていなくても部屋があたたかく見えて、2匹とも近くでくつろいでいます。
Q. 何から置けばいいですか?
A. 順番としては、寝床 → 床の冷え対策 → 暖かさ → 灯り → 飾り、が作りやすいです。
寝床と床が整っていれば猫は使い始めますし、灯りを足した時点で「部屋」に見えるようになります。
飾りは最後で問題ありません。
Q. 作っても猫が使ってくれないことはありますか?
A. あります。
猫が落ち着ける場所は暖かさだけで決まらず、その場所の空気感のようなものにも左右されると感じました。
無理に使わせようとせず、猫が「ここがいい」と決めるのを待つ前提で作ると、うまくいきやすいです。